ここは詩人カモンエスの名を冠した公園でマカオ人の憩いの場で、聖アントニオの北側に位置し、歩くにはちょっと離れているため観光客は殆どいません。
世界遺産に登録されたのは広場ですが、訪れてみればカモンエス公園とは一つの場所で、広場だけでなく公園内の散策をなさると岩場や緩やかな坂道などがあり、マカオの古い場所であることがよく分かります。
元々はマカオの有名なポルトガル人資産家マヌエル・ペレイラ氏(16世紀)の邸宅の敷地跡の一部で、横のプロテスタント墓地やカーサ庭園などを含めた価値が認められたようです。
ルイス・カモンエス氏は「ここに地果て、海始まる」の一説でポルトガルやマカオで有名な「ウス・ルジアダス」の作者でマカオに数年間滞在していました。
小道を抜けて行くと昼間から何やら博打に興じるおじさん達に出くわしました。何とものんびりとした所です。