マカオGPがFIA所轄のF3インターナショナルカップに

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  • このトピックには2件の返信、2人の参加者があり、最後にhiroにより7年、 4ヶ月前に更新されました。
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    投稿
  • #23194
    hiro
    キーマスター

    今年からマカオGPのF3レースがFIA所轄のレースとなるそうです。

    昨年いきなり始まったFIA GPワールドカップ(マカオが初戦)はこの布石だったのか!?

    簡単に言うと、各地を転戦するF3レースの1開催地になるということなので、F1やこれまでもマカオで行われていたWTCCと同じような運営になるということですね。

    メリットもデメリットも色々ありそうなので、詳しい友人に詳細を聞いています。
    運営はどうなるのか?チケットやルールがどう変わるのか?
    おそらく現場は大混乱でしょう。

    • このトピックはhiroが7年、 7ヶ月前に変更しました。
    #23583
    katsu.s
    参加者

    本来はマカオGPが始まる前に回答を書きたかったのですが、ゴタゴタしているので後日談として回答します。

    まずワールドカップになる前に今年からマカオグランプリを運営するMacau Grand prix Committee(以下、MGPC)、つまり運営本体が長年、同イベントを司ってきた旅游局から体育局に変わりました。
    正直、最初のごたつきはこのMGPCの体制変更の方が大きかったです。
    9月末になってもエントリー用紙が届かない。
    メディアパスの案内も来ない。
    こちらは地元だから良いものの外国勢(マカオ以外)は相当ヤキモキしたそうです。
    昨年のGPから本件は確定事項で非常に多くの問題があり、それがそのまま一年続いてしまった感が強かったです。
    GPの一週間前に行われた開会式では体育局を中心に、そうは言っても観光の目玉なので旅游局も外せず何とも玉虫色の決着感がアリアリと出ていました。

    さて次の大混乱。
    これこそワールドカップになってどうしてこんな事になる訳?と言うのがタイヤ問題。
    ワールドカップになり、それまでマカオGPのF3を三十年間取り仕切ってきた英国のロイズ保険の代理人バリーさんが外された、と言うニュースが世界中を駆け巡りました。
    これは流石に関係者としても些かショックな話しで『一体どうするつもりなんだろう?』と言うMGPCへの大きな不信感が芽生えた瞬間でした。
    MGPCはメディアに対して『バリーさん、三十年間ありがとう』のステートメントを発表したのに対し、一方のバリーさんは『一体何が起こっているのだ?』と怒りを滲ませた記事が英国を中心に発信される始末。
    そこへ輪を掛ける様にFIAから発表された”タイヤはピレリ”の発表。
    当然、日本人である私にマカオにメディアは『ヨコハマのコメント録ってもらえないか?』とリクエスト。
    同社へ連絡すると非常に歯切れの悪いコメントしか返ってきませんでした。
    そしてマカオの新聞には”ヨコハマへの大きなリスペクトと今回のGPの問題が大々的に掲載される”と言う日本人としては非常に嬉しく、関係者としては何とも嫌な記事が新聞等で報道されました。
    この時のもうひとつの不安。
    “ピレリってF3のタイヤあったっけ?”
    と言うもの。
    しかし『FIAに入札入れたからにはあるだろ』と言うある種の希望的観測が関係者に流れました。
    一方、私は中華圏のモータースポーツで多くの経験を積んでいますから『もしかしたら…』と言ういまや中国資本になったピレリの悪い面を想像しておりました。
    その予想は見事に的中し、ある朝、新聞に掲載された
    “ピレリはF3タイヤを有していない為、格下のF4りタイヤを使用する”
    と言う発表で倒れました。
    もうここまでくると不安とかではなく怒りですね。
    都合の良い事ばかりしているな!と言う強い怒りが湧きました。
    可哀想なのは日本勢で、彼らは船でマシンを運ぶ為、GPまでは1ヵ月のリードタイムを取ります。
    一方ヨーロッパ勢は飛行機です。
    日本勢はマシンを船積みした後にテスト用のピレリタイヤが届き、チームによっては古いマシンでテスト。
    さらに本番のGPではテストの時とは違うタイヤが供給されると言う事態に陥りました。
    従ってかつてないほど悪かった日本勢の結果はこう言う事情が裏にあったと言う事を記憶に留めるべきです。
    一方のヨーロッパ勢はスペアマシンを使ってGPウィークの前週ギリギリまでテスト。
    これでは話になりません。
    GPの前夜祭のパーティーでバリーさんとばったり会いました。
    「いったい何があったのですか?」
    と言う私の問いに対しバリーさんは
    『分からない。しかしひとつ言えている事は彼らは何も考えていない。ワールドカップ?日本勢はどうやって参加するんだ?何も考えていない』
    と語気を強めて答えてくれました。
    これがFIAワールドカップになった舞台裏です。
    これからどうなっていくのか推移を見守る必要があります。

    #23584
    hiro
    キーマスター

    katsu.sさん
    GPお疲れさま&メリークリスマス!

    FIAワールドカップになったことが問題点ではなく、運営母体が素人に変わってしまったことが問題だったのですね。
    数日過ごしただけの私にも指揮系統がしっかりしていないなと感じる部分がいくつかあり、セキュリティチェックが甘く危険を感じたり、前のレースが押してGTの決勝が台無しになったりと、現場は大変そうでした。
    今回、レースクイーンの数が激減しレベルもガタ落ちしたと感じていましたが、広州のモーターショーと時期が重なったせいではなくパスの発行やエントリーの確定が遅れたためだったのか!

    F3は安定した強さを見せる外国勢と前へ出られない日本勢の構図がここ数年ずっと続いていたので、期待値が低かったのですが今回はタイヤの問題で大きなハンデがあったのですね。
    ヨコハマタイヤさんが不憫でなりません。
    そんな中で4位という好成績を残した山下健太さんが、これまでのTom’sからスリーボンドへチームを変え直前までイギリスで調整していたことを考えると、ドライバーの差以上にチームの差、マネジメントサイドの差が大きいと考えるべきなのでしょうか?

    F3_A4934

    内外に課題を残すGPですが、フィリックスの猛プッシュと山下選手の活躍があったおかげで楽しめました。
    来年も期待しています。

    2016年マカオグランプリの画像UPしました。

    ちなみに、過去には「おのののか」さんがレースクイーンとして来ていたことも!!
    さて、皆さん見つけられるかなぁ?

    • この返信は7年、 4ヶ月前にhiroが編集しました。
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