シェラトン・マカオ

団体客にピッタリの超大型ホテル

サンズコタイセントラルに建つ3棟の建物の内、真ん中のスカイタワーと南側(コロアン側)アースタワーの2棟を擁するシェラトンマカオは約4,000室の客室を持つマカオ最大の超大型ホテルです。

シェラトン東京ベイが800室ほどであることからもその大きさが分かるでしょう。

この大型カジノリゾートに建つシェラトンマカオでは、団体ツアー客から豪華なスイートに泊まる特別なゲストまで、毎日1万人近く訪れるゲストをストレス無くもてなす工夫が各所に見受けられ、その計算されたサービスと合理的に割り切ったハードの選択は、流石シェラトンといったところ。

複数の巨大カジノリゾートに囲まれた立地も良く、ショッピングエリアやレストラン、複数のプール、豊富なシャトルバス、歩いて行ける範囲に沢山のコンテンツを提供してくれますよ。

シェラトン本体の運営という事もあって、スタッフは世界中(現在は19カ国)から集まっており多様性のある柔軟なサービスが期待できます。日本人も日本語の話せるスタッフもいるとのことでした。

もちろん現地雇用者も沢山働いていますが、私が見て歩いた限りではスタッフのレベルは高いと感じました。

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ターゲットは中間層とファミリー

ホテルのグレードは同リゾートのホリデイインとコンラッドの中間で、豪華なホテルサービスを期待するならコンラッド、安価にコタイ地区のカジノリゾートを体験したいならホリデイインという選択肢もありますが、シェラトンはそのどちらもほどほどに体験したいと思っている人向けのお手頃ホテルと言えるでしょう。

男性向けのナイトクラブなどもございませんし、子供やファミリー層向けのサービスにも注力しており、団体客・MICEにはピッタリのホテルだと思います。

ホテルのフロントは子供にとって退屈な場所ですが、子供が飽きないようにポップコーンやキャンディ、ジュースのワゴンと風船をくれるピエロがフロント前にいるのでチェックイン前から子供達を楽しませてくれるでしょう。

さらに英語と中国語のみですが、子供が自分でチェックインできるチェックインパネルがあったり、プールサイドでアニメ映画の鑑賞会があったりと、ファミリー向けのサービスは非常に充実しています。

 

客室

ゲストルームはマカオの標準的な広さで、過度に豪華なインテリアやアメニティーはありませんが必要なものはアイロンまでちゃんと揃っています。

寝具やタオル、バスローブなどの質感はとても良いですよ。

3棟のホテルが隣接しているため客室からの景色は良くない場合が多いのですが、開放感が欲しいならアースタワーの南側の部屋を選んで下さい。

また、極力コタイストリップ側の部屋を用意して貰うと美しいヴェネチアンマカオやコタイストリップの様子が見えますし、何よりエレベーターホールに近くなりますのでオススメです。

サンズコタイセントラルの客室は基本的な造りは同じで、客室内のインテリアと備品、ホテルスタッフの差が価格差だと思えば間違いないですが、シャワーのヘッドが固定式ではなくて自由に高さや角度調整ができるのはここだけです。

ネット接続は有料。

-ファミリールーム

このホテルには子供用のカラフルな2段ベッドやTVゲームのあるファミリースイートが20部屋以上有ります。

1部屋に親子で泊まるのではなくて、どの部屋もコネクティングルームですから窮屈な思いをしないで済みますし、5人6人家族も安心。

ウエルカムドリンク、ターンダウン、クラブラウンジの利用などスイートならではのサービスも体験できます。

 

プール

マカオのリゾートホテルには必須アイテムのプールも、4,000室の多様なお客様にあわせてターゲットと雰囲気の異なる3箇所が用意されています。

各プールはゲストオンリーで、利用できるチェアやタオル、カバナは無料。カバナの予約はシェラトンのクラブ会員やスイート宿泊客優先ですが、ご家族で利用される時などはカバナが無料で使えると嬉しいですよね。

メインロビーの吹き抜け上にある『サラ・プール』は子供向けの浅いプールや狭いプールが沢山あるのが特徴で、プールサイドレストランでBBQやラテンをテーマにした食事を楽しめます。

サラ・プールと同じ4階の『ジャヤ・プール』は幼児向けではないファミリー向け。

8階の『ティキ・プール』大人専用プールで、長方形のスイミングプールがあります。

ちゃんと泳ぎたい人、静かにプールサイドで過ごしたい人にはうれしいですね。

 

レストラン

サンズコタイセントラル内には手軽なフードコートから高級店まで沢山のレストランがありますが、シェラトン・マカオ側にもいくつか注目のレストランがオープンしています。

まずはフロント前に有る雰囲気の異なる2つのラウンジ。

どちらのラウンジも「パームラウンジ」ですが、一方は無料で使えるパソコン(インターネット可)があり、もう一方は大人向けのバーラウンジで夜になると毎晩生演奏のライブが行われています。木々の生い茂る居心地の良いラウンジですよ。ミーティングや待ち合わせにもオススメです。

ユニークなところでは『鮮xin』という、一人用の小さなコンロと鍋で火鍋をいただけるお店が冬場はポイント高いですよ。

沢山のスープの中からお好みをチョイスし具はブッフェで頂けますので、辛さも含め自分好みの火鍋を楽しめます。中でもオススメスープはvietnamese prawnかnyonya laksa(マラッカ風ココナッツカレースープ)

そして朝食でも利用する『Feast』はデザートバッフェの種類がもの凄い豊富!ラウンジのハイティなんて目じゃありません。

イタリアン トラットリア『BENEベーネ』ではイタリアのママの味が頂けます。

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シェラトン・マカオはプールサイドのカフェレストランも充実しているとのことですからサマーシーズンはプールサイドで食事も楽しいのでは?

 

シェラトン・フィットネス

フィットネスセンターはマシンエリアだけでなくヨガやピラティス、バランスボールなどを使えるトレーニングエリアも備わっており目的に合わせた利用ができそうです。

専用のトレーナーがおりますのでマシンの使い方やトレーニングメゾットのコーチもしてくれますよ。

珍しいところでは客室に持ち帰って使えるトレーニンググッズ(ヨガマット、チューブ、マッサージ棒など)を無料で貸し出すサービスがあり、人前ではチョットという方も自室で簡単なトレーニングやストレッチができます。

シャインスパ

シャインスパは世界各国のシェラトンで提供されているSPAブランドで店内はフロントと個室(ジャグジーなどの付いたデラックススイートを含む15室)、リフレ&ネイル室、ヘアサロンというシンプルな構成です。

フェイシャルやバストリートメントなど普通のコースもありますが、ここの代表的なShine signature treatmentというメニューはとてもユニークな方法で施術内容が決まるので、是非お試しを!

例えば90分のボディートリートメントを頼んだ場合、他店ではお客様が内容を選択しますよね?

ここでは『あなたの干支は?』とか『一番好きな色は?』というようなアンケートに答えて行くと、その答えによってコースが決まるユニークな方法をとっています。

メンタル情報から今のあなたに足りない要素を調べ、活力を与えるようなコースを提案するそうで面白いやり方ですね。キャンドルマッサージやバンブーマッサージなどシェラトン独自の、他では受けられないコースもあるそうです。

アンケートがチョット面倒なのでそのおつもりで。

 

団体客・MICEにピッタリ

団体旅行の幹事さんがここと比較するのは目の前のヴェネチアンマカオですが、ヴェネチアンは見た目に派手で客室も広くてゲストには思い出に残る滞在をしてもらえる一方で、フロントから客室までの導線がとても長く管理しにくい、21才以下はカジノ内を通れないため更に遠回りしなくてはならない。内部が広すぎて迷うことが頻繁にあるなど幹事泣かせな一面もあります。

ここにはそんな心配がありませんし、団体専用カウンターなど幹事さんやガイドさんに嬉しい気が利くホテルになっています。

柱のない大型のグランドボールルームと6つのジュニアボールルームは合わせて15000㎡、小会議室は4階に96室!、7階に70室!!

小さな会議から結婚式、5000人規模のシアタースタイルイベント、国際会議など様々な用途に合わせて最先端の機材設備が用意されているそうです。

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作成者: hiro

縁あってマカオを皆様にご紹介するサイトを立ち上げ今日に至っています。自分の好きなマカオを皆様に伝えるのがライフワークです。

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