マカオのナーチャ廟と言えば聖パウロ天主堂跡の脇に建つ小さな建物が世界遺産にも認定されておりますが、
実はもう一つ、マカオにはそれよりも歴史が古くて規模の大きいナーチャ廟『柿山哪吒廟』が存在します。
場所は聖パウロを挟んだ反対側で、モンテの丘を下る坂道には哪吒廟斜巷の名が付けられ、マカオの人たちにはむしろ柿山が本当のナーチャ廟という感じのようです。
外観がほとんど同じなのはコチラの廟をモデルに造ったためで、聖パウロ脇の廟がとても小さい理由もこの距離に本家が有ると知れば納得できますね。
柿山の廟は内部に2つの部屋が有り通り、線香やお守りなども売っています。
観光客はあまり立ち寄る事も無いのでしょうが、聖パウロから近いのでお時間のある方は2つのナーチャ廟へ是非どうぞ。
6月15日のお祭りもオススメです。