通常ホテルのレポートは開業直後は混乱していたり不備も多いため、数ヶ月経過した方が良いと考えているのですが、今回は開業直後!
問題点の指摘は広報さんに直接伝えるとして、、ここでは良い部分を中心に感想を書いて行きたいと思います。
実際に泊まったわけではないので、客室に関しては見た目の印象です。
まず、日本人と日本語OKのスタッフはとても多くて、ベルまで日本語を話せる人がいます。
これにはチョットした感動を覚えますね。
シフトや人数はこれから変わって行くのでしょうが、和装日本人スタッフは総勢9名もいるそうで、ロビーやエレベーターホールで声を掛けてくれます。
フロントもコンシェルジュもレストランも日本語可。
山里という高級日本料理店には調理師だけで5名の日本人の他、フロアにも日本人や日本語の出来るスタッフが沢山いる徹底ぶりです。
こんなに沢山いる必要があるのか、コストは大丈夫なのか?といらぬ心配をしてしまうほどです。
オークラさんとしては日本人の比率を25%、客室数500ですから、100室は日本人客と想定しているとのことで、おそらくは日系旅行会社との提携などでこれを回して行くのでしょう。
香港でも日系ホテルにわざわざ宿泊する人が多いですし、言葉が最大の不安という方も多いですから、そんな方々の受け皿としては充分機能してくれそうだと安心しました。
後はスタッフ一人一人が澳門と中国人客に慣れて老舗旅館の従業員さんみたいに経験を積んだら最高でしょうね。
ただ、個人的にはマカオでわざわざ日系ホテルに宿泊する必要は無いと考えていますし、あまりにも日本人が多すぎて海外旅行の楽しさが薄れるような気がします。
グランドハイアットやマンダリン、ソフィテルなどいざとなったら日本語でフォローしてくれるスタッフがいるホテルも増えてきましたので、ご自身の不安具合にあわせて選ばれたら良いでしょう。
ちなみに、もしも私の両親がマカオに行きたいと言ったら、ここを紹介するかもしれません。:-D
それでは客室を見てみましょう。
客室はシンプルでコンフォータブル。スタンダードな部屋もゆったりとしていて高級感もあります。
ただ、派手さがないので若干地味な印象で面白みにかけると感じる人もいるかもしれません。
日本茶がおいてあったり、案内に日本語があったり、shampooにも『シャンプー』って書いてありますし、バスソルトが『日本の名湯』なのは笑えますね。(すぐに中国製に代わりました。)
でも、バスルームや客室の構成はマカオでよく見るスタイルで、浴槽とシャワーブースは別です。
クローゼットも広めで使い勝手がよさそう。バスローブもリネンもホテルのグレードにあっています。そういえば浴衣もあるそうですよ。
ほかのホテルに比べてコネクティングルームが多く、ファミリーにはうれしいですね。
波の出るプールなど子供向けの施設を持つ強みを活かせるコンセプトはグッド!
こうゆうホテルがあると澳門旅行のハードルが下がって有難いですね。
レストランやその他の設備につては又後で紹介します。