カモンエス公園でのんびり

聖パウロの北側にある聖アントニオまで歩く観光客は多少いるようですが、道を渡ってカモンエス広場(白鴿巣前地)と公園を散策する日本人は殆どいないみたいですね。

実際、見るべきものが何かあるのかと聞かれると・・・・。

世界遺産登録されている広場はこんな感じ。

公園前の広場が世界遺産で公園が世界遺産でないのも妙な感じですが、マカオではありがちです。

簡単に紹介しますと、ここはマカオで最も古い公園でマカオの有名なポルトガル人資産家マヌエル・ペレイラ氏(16世紀)の邸宅の敷地跡の一部で、横のプロテスタント墓地やカーサ庭園などを含めた歴史のある場所です。ではなぜペレイラ公園でないかというと、公園内に当時の国民的詩人ルイス・カモンエスの胸像が据えられているからなんですね。

ルイス・カモンエス氏は「ここに地果て、海始まる」の一説でポルトガルやマカオで有名な「ウス・ルジアダス」の作者でマカオに数年間滞在していました。

 

巨岩の組み合わせでできたトンネルは沖縄のウタキを連想させます。

公園内は木々が生い茂り、外の喧噪や暑さを忘れる場所で、小道を抜けて行くと昼間から何やら博打に興じるおじさん達に出くわしました。

 

あ、怖い感じはありませんよ。何とものんびりとした、街中で年寄りが麻雀をしてますがあの雰囲気に似ています。

基本的に現地の人がのんびりする場所ですが、カジノのギラギラが辛くなった時にでもどうぞ。

私は結構好きな場所です。

作成者: hiro

縁あってマカオを皆様にご紹介するサイトを立ち上げ今日に至っています。自分の好きなマカオを皆様に伝えるのがライフワークです。

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