マカオ料理の代表的なメニューとして、よく聞かれるアフリカンチキン。
チキンに香辛料を付けて焼くアフリカ料理がインドやマレー半島を経てマカオに着くまでに段々変化して今の形になったと言われるお料理で、スパイシーで美味。私もよく頂きます。
以前も書きましたので、詳しくはこちらをどうぞ
『マカオで最も美味しいアフリカンチキン』
https://macaunavi.com/wp/modules/macaublog/index.php?page=article&storyid=373
で、今日はそれに似て非なる『ポルトガルチキン』のお話し。
もしかするとアフリカンチキンとポルトガルチキンを同じ料理だと思っている人もいるかもしれませんが、2つの料理は別物なんですよ。 ←リトラルのアフリカンチキン
辛いもの好きの私としてはアフリカンチキンの方が好みなのですが、私が案内するゲストには概ねポルトガルチキンの方が『初めて食べる味』『面白い』と好評!
アフリカンチキンはインド料理店に行けば似たような味に出会えることがあるかもしれないし、マカオ=東洋と西洋が混ざった場所というイメージにはスパイシー過ぎるのかもしれません。
ポルトガルチキンはカレー風味のクリームシチューみたいなお料理で、辛さ控えめ。
とてもクリーミーな味わいで具材は鶏肉とジャガイモが定番。お店によってゆで卵、オーリーブ、ポルトガルソーセージ、などがトッピングされています。
以前ご紹介した『南蛮料理のルーツを求めて』(平凡社 片寄眞木子著)にも最もマカオらしいクレオール料理の一つとして紹介されていましたし、辛すぎないのでお子様でも安心して頂けますね。
お店によってはこんな中華風の器で出てくる事もあります。
面白いでしょ?
機会があったら是非お試し下さい。
リトラル https://macaunavi.com/wp/modules/gnavi/index.php?lid=15&cid=34
新帆船 https://macaunavi.com/wp/modules/gnavi/index.php?lid=19&cid=34
亞馬交 https://macaunavi.com/wp/modules/gnavi/index.php?lid=260