マカオは石の文化?水の文化?

先日、ある雑誌のコラムで、作家の角田光代さんが旅について書かれていたのですが、その中で

「アジア旅行は目的が無くても次から次に色々な事が起こる、能動的な水のようだ。」

一方、「ヨーロッパは石のようにきちんとしているので、旅の目的が明確であったほうが良い。」

と仰っていました。

初めて印象深い旅をしたのがアジアかヨーロッパか、その他の場所か、いずれにしても人はその初めての経験で、その後旅に求めるものや価値観が違ってくるとも書かれているのですが、興味深いのは角田さんがそれに気が付いたのはモロッコとポルトガルを1度に旅した時で、あまりにギャップが大きかったためだと仰るのです。

むむむっ、『アジアとヨーロッパのギャップ』ってまさにマカオ的な旅じゃないですか!

角田さんの仮説に沿って考えるなら、マカオは水でしょうか?石でしょうか?

個人的にはアジア色の方が断然強いと思うんですが、観光局はポルトガル色を売りにしたいみたいだから、うーん、旅行会社さん次第でどうにでもなっちゃうなぁ。

ヨーロッパ的な感覚でマカオへ来たら、思いっきりアジア的な場所だった!

というのが多くの方の感想でしょうか?

結果的に良い方に捉えて貰えればいいんですが、米系カジノの乱立で中国とポルトガル、そしてラスベガスがごちゃ混ぜになっているマカオ、たとえて言うなら 『泥』のような場所なんですかね?

みなさんどう思います?

作成者: hiro

縁あってマカオを皆様にご紹介するサイトを立ち上げ今日に至っています。自分の好きなマカオを皆様に伝えるのがライフワークです。

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