台湾トランジット小旅行　その４　あばよ台湾

さて台湾トランジットのお話しも今回が最終回

午後は予定も無かったのでマカオナビユーザーの天星碼頭さんやktanakaさんにアドバイスを頂いた、淡水に行ってみようと考えていたのですが、

私の勘違いで帰国便の時間１６時を午後６時と読み間違えるミスもあり、時間がない事が前夜に判明。

台北市内から離れることができなくなってしまいました。

アホですねー (-｡-;

こうゆう事は基本中の基本なのに、旅行慣れしすぎて国内出張感覚になってしまっていることを反省。

どうも、感動や驚きに対する感度も低くなっているような気がします。

疲れなのか、慣れなのか？贅沢な悩みだ。仕方がないのでホテルのフロントスタッフにオススメの場所を色々聞き、11時から14時まで3時間の台湾市内観光に出発です。

占いのハシゴを2軒で切り上げた私が向かったのは地下鉄行天宮駅。

台北市内は京都のように都市区画が升目状で交通インフラも発達しているので、分かり易くていいですね。

台湾の地下鉄は初めてですが、表示も見やすくて全く迷うことがありませんでした。

唯一迷ったのはこのカジノチップのようなコイン型乗車券！

改札を通る時に機械に入れるのでしょうか？

しばらく観察すると、どうやら非接触型のカードのようにコインをかざして入場し、退場時にはコインを投入するようです。

ポケットに入れておけば紙の切符より紛失しなそうで良いですね。

地下鉄を乗り継ぎ最初に向かった先は『西門』

ここには若者に人気のショッピング街と紅樓劇場というレトロ感漂う古い劇場があります。

ホテルでは｢台湾の新宿｣と聞きましたが若者で賑わっている様子は、多分｢台湾の原宿｣なんだろうなぁ？

どっちにしてもショッピングには興味ないので、私は紅樓劇場へ。

ここには日本との関わり合いを示す資料が展示してあって、昭和初期のレトロ感がイイ感じでした。

量的にはあまり多く有りませんが、こうゆう良い展示は残さなくちゃいけません。

ここがウケルなら、台湾人は横浜のラーメン博物館とか楽しいに違いない！

続いて行ったのは『龍山寺』

台湾で一番歴史のある立派なお寺で御利益があるらしい。

基本的には行天宮と同じですね。

続いて台湾で最も古い問屋街で乾物や漢方薬の老舗が並ぶ『迪化街』へ

ここは活気があって明るい時間からやっている夜市みたいな賑やかさの商店街でした。

ちょうど春節直前の日曜日だったこともあり、普段以上に人が多いみたい。

上野でお正月の買い物をしている感じかな？

でも上野より活気がありますよ。

台湾の若者はとっても元気が良くて働き者ですね。

溢れる活気にパワーを貰いました。

マカオ人の若者とは全然違うなぁなんて考えていたら、

なんと『エッグタルト』を発見！！

早速頂くと、味も見た目もマカオ風で美味しいじゃないですか！？

嬉しくなっておじさんに、マカオのエッグタルトかと尋ねたのですが、私のインチキ中国語が伝わらなかったのか、本当に知らないのか『わからない』と残念な答え。。もっとマカオ出していこうよ！！

エッグタルトを食べて気が付いたのですが、私お昼を食べていませんでした。

こりゃイカンと言うわけで、遅めのお昼は行列のできていた屋台に並び美味しそうな北方魚翅羹と春雨を頂く事に。

実は北方魚翅羹という料理であることはよく分からず並んだのですが、やはり行列は嘘をつきませんね。

見たまんまですが中華丼の具を食べている感じで美味しかったです。

時刻は14:00！

もうホテルに戻って荷物をピックアップしなきゃいけない時刻ですが、

私にはやり残したことがありました。

それは、

こいつ！！

前夜に失敗した具の乗っていない魯肉飯にリベンジしなければ帰国できません！！

正直お腹いっぱいだけど、『魯肉飯』の看板を見つけて飛び込みました。

こちらがリベンジした魯肉飯75元

私が小さくガッツポーズを決めた事は言うまでもありません。

やっぱこうでしょ？うめー ε-(´∀｀; )

本当はもう2箇所くらい行きたかったけど、

残念ながら台湾観光はここでタイムアップ。

松山空港へは無事に15時頃到着しました。

松山空港はマカオ空港並みに狭くて1時間前でちょうどよかったですよ。

ここを使うと羽田空港離着陸になるのも、都心にも近くて羽田乗り継ぎの方にはポイント高いと思います。

それと、

機材の問題で搭乗が15分ほど遅れが出たのですが、EVAのスタッフは対応も丁寧でキビキビしてますねー。

キャセイやマカオ航空だと、多少遅れても当たり前のような対応をされることが多いので感動しました。

台湾人って日本人よりちゃんとしているかも？

しかも羽田への到着は予定よりも5分早かった！

最後まで好感度の下がらなかった台湾に脱帽です。

ありがとう台北！

皆さんも機会があったら台湾トランジットを楽しんでみて下さいね。