話題の横琴地区ですが、今どんな風になっているのか見物がてら珠海からの再入国で横琴口岸を使うことにしました。
拱北口岸でタクシーに乗り行き先を書いたメモを見せるとちょっと怪訝な顔をされましたが構わず『想去!』
横琴大橋を渡ります。
計画では横琴口岸のゲートの他にもう一箇所ボーダーのような場所ができると聞いていましたので、さてどんなものかと期待していたのですが、まだちょっと見に行くのが早すぎたようです。
何にもない、本当に何にもできていない工事現場はヒーロー戦隊物のロケ地に使われそうな石切り場のようです。マカオ大学がどこにあるのかもわからぬまま、横琴口岸に到着しちゃいました。
もちろんガラガラ。。。
出国はとっても楽で(ほとんど出国する人はいない)この建物の中で出国審査をし、建物反対側のバス停でマカオ側ゲート行きのバスに乗ってください。
(乗車賃は人民元のみなので注意!3RMでした。)
バスで国境の橋を渡ると今度はマカオ側で入国審査をします。
途中の移動がバスであるだけで、やっていることは拱北口岸での手続きと当然同じですね。
マカオ側も周辺は何もないのですが、ベネチアンをはじめとする見慣れたカジノが見えますし、バスも頻繁に来ますので不安はありません。
横琴口岸を使ってみたい方(そんな物好きがいるのか??)は横琴側でタクシーにすんなり乗れるかは運しだいですから、私のように入国時に使われることをおススメします。
また、今のところ出入国に時間制限があります。9時から20時までですので注意してくださいね。
これだけ空いているゲートですから、うまく使えば時間の短縮になりますよ。
ところで、野田内閣が乗り気のTPP、加盟国間の関税を無くす規定ですがここに中国が参加すると、横琴に進出したマカオ法人が商社として商品を動かせばTPPの非加盟国から実質関税なしで貿易できることになるんでしょうか?
横琴特区の規定ではマカオ法人はマカオの税率でということになっていますが、そんな抜け道は許さないか??
詳しい方、ここにコメントしにくかったらPMでも結構ですのでお教えください。