初めてポルトガル船が来航した場所にちなんで、媽閣廟の斜め前に建っている海事博物館。
実は何年もマカオへ通っていながら、初めて入館して来ました!
外から見るとあまり広くなさそうですが、中は意外と広くて3階建てになっています。
テーマは「マカオの漁業」と「ポルトガルの航海」で、各ブースには大小様々な模型やパネル、実際に使われていた道具などが展示してあります。
種子島で行われている鉄砲祭りの展示などもあり、言葉が分からなくても楽しめましたよ。
そんな展示の中で、最も私の心をつかんだのはこれ!
昔のマカオを再現したジオラマなのですが、私が食いついたのはこの模型の中央に走る壁。
中央に写っているモンテの砦から伸びている城壁が分かりますか?
そうです、あの、何で世界遺産なのか分からない旧城壁なのです。
現在の姿からは想像もできない位、立派な高くて長い城壁がマカオを護っていたんですね。
モンテの砦も、モンテ(山)の砦という名前の通りです。
いやぁ、海事博物館で旧城壁の本当の姿を知るとは思いませんでした。
値段も安くてエアコンも効いているので、これからの季節、媽閣廟の後にチョット入場して見てはいかがでしょうか?
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海事博物館
住所:澳門媽閣廟前地一號
開放時間:上午10時-18時(17:30で受け付け終了)
火曜定休
入場チケットは 10-17歳mop5、18-64歳はmop10 その他は無料
日曜日は料金が(もっと)安くなるらしい。
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