観光コースを書き直す、その3 聖ロレンソから民政總署

・・2からの続き

このあたりまで来るとちょっと疲れてくると思います。教会や公園、飲食店などをうまく使って休憩を取りながら進んでくださいね。

聖ロレンソは1590年代にイエズス会によって建立されたマカオで最も古い教会のひとつで、1846年に現在の教会へ建て直されました。

短時間の観光客を案内するには、どこからも少し遠いため、ここがツアーのコースから外れてしまっていることも多いようですが、マカオで最も美しいといわれる聖ロレンソを観ないなんて勿体無い!

マカオの日差しにピッタリのクリーム色の建物はシンメトリーの鐘楼とバラ窓を持つ新古典様式の豪華な教会で、聖堂内も外観に負けず劣らぬ美しい装飾のとカラフルな色彩に彩られています。

鮮やかな青い天井やステンドグラスが綺麗ですよ。

敷地内の植物が良く管理されているのも印象的。庭を見ながら教会を右回りに歩けば裏口へ抜けることができます。

(以前は正面から入れませんでした。昔ここを観た方は裏口から入ったはずなので間違えないように。)

詳細は→https://macaunavi.com/wp/modules/gnavi/index.php?lid=94&cid=32

私の場合は、同行者の様子に合わせて聖ロレンソ周辺で一旦休憩します。

ローカル店でミルクティーを頂くことが多いのですが、綺麗なお店がよければ近くにマクドナルドがあります。(地図参照)

聖ロレンソの裏口を出たらすぐ目の前は聖ジョゼ修道院(1758年完成)です。学校前の道に沿って左手に進むと中へ入る印象的な門と階段が現れますのでここを上ってください。

修道院から子供たちの声が聞こえる穏やかな教会は、丸いドーム型の屋根が印象的。現存するバロック様式の教会は中国全土でも、ここ1箇所のみとのことなのですが、実は正面ファザード以外は焼失してしまった聖パウロもバロック様式なので、ここを観ておくと、後で聖パウロを見たときに全体像がイメージしやすいでしょう。

聖ジョゼの聖堂内右側にはマカオの守護神フランシスコ・ザビエルの遺骨が祀られています。

詳細は→https://macaunavi.com/wp/modules/gnavi/index.php?lid=95&cid=32

地図上では聖ジョゼから聖オーガスティン広場へ出られそうなのですが、ぐるっと回らないといけません。正面から出て右へ進んでください。

しばらく歩くと右へ曲がる上り坂(夜呣斜巷)があります。ここを上りきれば聖オーガスティン広場です。

聖オーガスティン広場は南国風の雰囲気が人気で、散歩にも休憩にももってこい。

聖オーガスティン教会は1591スペインのオーガスティン修道会によって建立され、1874年に現在の建物になりました。

この向かいには緑色のドンペドロ5世劇場(崗頂劇場)があります。この劇場はアジアで最初の西洋式劇場で、マカオのオペラハウスと呼ばれていました。時々コンサートなどで使用されていますので、渡航予定期間中に開催していないかチェックしていかれると良いでしょう。とても可愛い小さなホールでのコンサートはきっといい思い出になるはず。

澳門特別行政区政府文化局 http://www.icm.gov.mo/

詳細は→聖オーガスティン

詳細は→ドンペドロ5世劇場

それではこのコースの終点民政總署へ向かいましょう。

先ほど来た夜呣斜巷の前をそのまま通り過ぎ、100mほどで民政總署の裏側が見えますますのでそのまま坂道を下って、大通り(新馬路)側の正面入り口から入ってください。

詳細は→民政總署

お疲れ様でした。

朝から歩いた場合お昼時になっていると思います。

セナド広場の周辺には広東料理はもちろん、マカオ料理店やB級ローカル店もたくさんありますので、マカオの味をご堪能ください。


より大きな地図で ペンニャ教会から民政總署 を表示

作成者: hiro

縁あってマカオを皆様にご紹介するサイトを立ち上げ今日に至っています。自分の好きなマカオを皆様に伝えるのがライフワークです。

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