前回、済州へ行った経緯とそこで見たカジノの特徴、マカオとの違いをレポートしましたが、今回は観光的な話しです。
もっと早く書くつもりが今になってしまい、書き始めたら結構量があってまとまりの無い文章になっていますがおつきあい下さい。
第1日目
済州島(チェジュ)でデータSIMを買う
到着時に私が最も気になったっていたのは事前に十分な情報が仕入れられなかった通信環境のことでした。同行したご一行はカジノが第一だと思いますが、モバイラーの私にとってはこれが最重要項目です。
しかも今回は突然済州行きを決めたので、日本に仕事が残っていました(やべー)。
とりあえず、
マカオのようなプリペイドSIMは流通していない
空港でポケットwifiがレンタルできる
wifiスポットを利用できる「olleh」というカードがコンビニで売っている
ことだけは調べたものの、ネットに出てくる情報の多くがソウルの情報だったため、チェジュでの実態はよく分かりません。
済州国際空港の到着ロビーは南国らしい明るい空気感につつまれいて、思ったより混雑していました。どうやら狭い島のため空港まで知人を迎えに来る事が珍しくないようです。
ポケットwifiとレンタル携帯電話のカウンターは出入り口付近にあったため私の心配をよそにあっさりと見つかりました。
ところが、
写真を撮ったらもの凄い勢いで中から女性が出てきて「撮らないで!」と眉をひそめながら手を振って睨むんです。
無断で撮った私が悪いんでしょうが、これで残りはwifiスポットのollehカードだけになっちゃいました。
合流したカジノスタッフにホテル内は無料wifiが使えること、ホテル周辺には正面、横、斜め後ろと3箇所もコンビニが有ることを確認してとりあえず一安心したものの、そもそもwifiスポットがソウルのように沢山あるのかなぁ??
ホテル到着後カジノで両替を済ませた私は、不安を拭えないままコンビニに向かいました。
発見!「olleh」24時間使用の価格は3300ウォン(約330円)と格安です!
突然ですがolleh設定方法
①事前にスマホのモバイルデータ通信通信をオフにしてデータ通信をwifiのみに設定
②ブラウザを立ち上げると複数のwifiスポット候補が表示されると思いますので「olleh Free」を選択。
③エントリーページが開いたら「PIN登録」をクリック。
④購入したカードに記載されている12桁のPINコードを登録
⑤英語名(スペースを入れるとエラーになります、実名でなくてもOK)、メールアドレス、を打ち込んで「NEXT」をクリック
⑥なんともあっさりとした「Success」の表示がでたら設定完了!
日本語表示なので簡単ですね。
気になる速度とスポットの数ですが、想像していたよりもずっと多くの場所でwifiをキャッチしました。コンビニ周辺はほぼ100%。喫茶店などの飲食店もwifiのステッカーを貼ってあるお店が多く、外にも電波が漏れています。
試しにskypeで日本に電話をしてみましたが音質もクリアで通信速度も速くカジノ内よりいいくらいでした。(ホッ)
済州島(チェジュ)の両替はどこが得なのか?
通信環境問題が一段落すると、ホテル周辺に沢山の両替店、お土産店、マッサージや何やら怪しいお店があることに気が付きました。
怪しいお店の調査は後にするとして(すんのかいっっ!?)、数店の両替屋さんを覗くとカジノのレートとずいぶん違っていて両替屋さんのメリットは無いみたい。さらに銀行があったので試しに1万円だけ両替してみたところ、あれれ?これもカジノの方が換金率がいい!
マカオとは違いますね。
済州での両替は
カジノ→銀行→両替商という順でした。
(もっとも勝負に負けたのでカジノが一番高く付いちゃいましたけど(苦笑))
辛いけど旨い!韓国料理に舌鼓
さて、旅の楽しみと言えば「食事!」ですが、今回は全部カジノスタッフに連れて行って貰ったので場所も価格も分かりません。(いわゆる顎足付きってやつ)
どこへ行っても美味しかったので大満足だったのですが、こうしてまとめようとすると困りますね。。
済州で面白かったのはお店の専門性。
日本で焼き肉店といえば、どこのお店に行っても概ね同じような肉が揃っていますが、済州では各店が専門的な部位のみを扱っていて、初日の夜は「臓物専門」の焼き肉店へ行きました。
これ、すごいでしょ?
見た目のインパクトは結構ありますが、気になる臭みなんか無くて旨かったですよー!
〆は冷やしそうめん。冷麺も専門店に行かないとダメだそうで、残念ながら食べ損なっちゃいました。
で、ここで一端〆たのですが、結局この後カジノへ行ったので本当の〆は明け方の辛ラーメンとなったのでした。。
2日目
深夜までがっつりカジノで遊んだ一行は昼になって動き出します。まあ、この流れはマカオと同じですね。
感覚的にはほぼ朝食なので昼はホテル裏の魚料理店で、これぞ韓国料理って感じのお通しと迎え酒のビールが沢山並ぶなか、日本食か?と思うような焼き魚や済州名物のアワビを頂きました。
アワビ入りのお粥がとても美味しくて、辛くない料理に身体が喜んでる~!
2日目の私は夜までフリー!
というか、もう予算が残ってないのでカジノに足が向かない・・。
他の方達はまたカジノに行かれたので、私は前日にチラ見した新済州市の街を散策してみました。
うーん。何というか、閑散としてるなぁ。
目抜き通りにはカジュアルブランド店が軒をつらねているのですが、観光地価格のお店にバーゲンの張り紙、寒々とした雰囲気が冬の旧軽井沢みたいです。
やはり南国済州は温かい時期が本番なんでしょうね。
しばらく歩くとちょっと広い通り添いに、済州で一番大きなパラダイスカジノが入っているチェジュ・グランドホテルを見つけました。
ここはホテルもカジノも L Vegasより一回り大きくて、ロビーやレストランも立派でした。
が、まぁ正直どちらも小さくてあまり変わらないような気がします。。
マカオで言うとワルドとランカイフォン位の差かな?
改めてマカオのカジノが超大規模であることを実感し、日本でカジノが解禁された時の事を考えちゃいました。
韓国マッサージを体験
私の旅には欠かせないもの。それはマッサージ!
チェジュの街中にも沢山のマッサージ店があるのですが事前調査ができなかったためどこがいいのか全く分かりません。
看板には男性専用とかソープランドなんて文字もあって、注意が必要な街みたいです。ノリは温泉街みたいな感じかな?
ここはアジア放浪歴で培った勘で選ぶっきゃあない!
何店か見つけた候補の中から選んだお店はここ。
ポイントは同じビルに男性専用のマッサージ店があったし、ちょっと奥まっていて地元の人が来そうな雰囲気、一階だったので男女公用に偽りはないだろうと判断しました。
おそるおそる中へ入ると、接骨院みたいに施術台が並んでいます。
よし、大丈夫そうだ!
不安が解消され油断してベッドに横たわった時です。
私の体に衝撃が走りました!!
なんじゃこりゃー!
超ぬくぬくの電気毛布が敷いてあるじゃないかー!
私、こんなに気持ちのいい施術台は初めてです!流石オンドルの国!施術台が暖かいのはこのお店だけでなく、他もそうだったので標準的な設備なのでしょうが、これはいいですね!
これだけで気持ち良さ2割増ですよ。
マッサージそのものは日本とも中国、タイなどのマッサージともちょっと違っていて、ストレッチを沢山取り入れたカイロプラクティック系でした。
よくTVでアスリートがトレーナーさんに間接を回されたりしてるじゃないですか?アレです。
2店しか試していないので他にいいところも当然あると思いますが、このおばちゃん力強くて上手でしたよ。
2日目の夕食はここ。
名前も分からないのですが、背骨の鍋なんて珍しい物を頂きました。
これ、オススメ!
豚骨スープをメッチャ辛くして、鍋を作ったような感じです。
〆は鍋の残りにご飯を入れて、そのままかき混ぜ炒飯にして頂きます。
うめー。
もう食えない。ってくらい満腹だったのですが、
何とメシ物をもう一見ハシゴ!!だって滞在時間短いんだもん 😀
2件目はチジミ専門店!これまたお店の名前読めず。
韓国ではチジミって言わないんですね!?
流石に専門店なので色んなプッチンギ(チジミ)が何種類もあります。日本では海鮮チジミのほか多くても3種類くらいでしょ?
殆どスペイン風オムレツのような卵チジミやモチモチしたジャガイモチジミなど珍しいものをつまみに、チャミスルで深夜まで楽しませて貰ったのでした。
それにしても、チェジュのカジノスタッフは本当にエライ。
ずーっとアテンドだもんね。マカオとは比べモンにならない厚遇です。
マカオの場合ジャンケットが対応するのでしょうが、私達ぐらいのグループではとても無理でしょ?
本人に聞いてみたところ、観光や食べ歩きを望むのは殆ど日本人で、中国人は喜ばない為、これでも全体的にはサービスが簡素化されてきたのだとか。
私なんてこの夜、何時に寝たかも全く憶えてないのに、彼らは翌朝はちゃんと仕事してたもんなぁ。
3日目
さあ最終日です!
本当にこの3日間は至れり尽くせりでいつもの開拓者的旅行は全く必要なく、この日のランチも済州で一番美味しい「サムゲタン!」のお店からスタート。
新チェジュ市は空港に近いので最終日もカジノで遊ぶ人が殆どなのだそうですが、今回は私が初チェジュということもあり出発まで観光へ出ました。
でもマカオに比べると観光的な見所はちょっと弱い感じ。
島内にはゴルフ場が沢山あるので、カジノ+ゴルフorマリンスポーツがオススメだそうです。
どうせなら温かい時期に行きたかったー。。
韓国と言えばお約束のパチ物屋さんも見学しましたが、これも珠海をよく知っている私としてコメントしづらいなぁ。
一番よかったのは旧チェジュ市の市場!
活気のあるアーケードの中に複数の店舗がある感じは日本の商店街みたいで楽しかった~。
市場から空港へは車で10分くらい。
マカオ空港と同じくらいの小さな空港ですから、あっという間にチェックインも審査も終わり、無事帰路へ付いたのでした。
普段のマカオとは全然違う韓国済州島でしたが、カジノ解禁を前にいい勉強ができたと思います。
でも、その話はまた今度ね
こんばんは。
私も時々韓国行きますが、SIMの事情はあまり良くないと感じてます。
一応プリペイドSIMはありますが、事前登録しないと受け取りに苦労したりします。また、チェジュ島では購入できないと思います。
使い勝手もあまり良くないです。
香港・マカオと比べると嫌になります。
韓国ではWifiを活用したほうがいいと思います。
Olle Wifiを購入したほうが安心ですが、フリーのWifiスポットもそれなりにありますので、ソウルや釜山でしたらふつーの旅行であれば購入しなくてもどうにかなります。
gieさん
コメントありがとうございます。
普段マカオばかりだと便利さに気がつかないものですね。
チェジュではOllehが通じる場所が多かったのでとても助かりました。