先日の台風関連ブログにご質問いただいたので、実際に台風情報をどこでチェックするのか、マカオの台風報道でよく聞く「シグナル」の見方などをご説明いたします。
*台風情報はどこで入手できるのか*
台風に関して詳細な情報を見るなら気象局HPがいいでしょう。
ここなら週間天気予報なども出ていますので、先ずはチェックしてみましょう。
http://www.smg.gov.mo/www/c_index.php
*台風=熱帶氣旋
台風情報のページを開くと、「今」どうなっているかが出ています。
近くにマカオへ影響を与えそうな台風がない場合は「現時並無熱帶氣旋警告」と表示されているはずです。
http://www.smg.gov.mo/www/cvm/typhoon/fe_typhoonmain.htmここで台風情報が出ている時は要注意というわけで、先日書いたように香港へ早めに移る準備をしたり、旅行会社の人に台風の時の行動について確認したりといった対応が必要になります。
*フェリーや航空機のキャンセル*
台風や高波の強いシグナルが出ていればあらかじめキャンセルが解りますが、
実際のところ当日の運行に関してはターミナルに行ってみるまで解りません。
フェリーが運航するのはシグナル1までで、シグナル3だと運行しない事が多いような気がします。
一方航空機はシグナル3の時はまだ可能性があります。
台風にもルートや規模など色々有りますし、シグナル8以上でなければ実際の状況に合わせて各社が判断するようです。また、フェリーの場合は波の高さと到着地の状況も重要です。
*シグナル*
シグナルに関してはこちらに詳しく出ていますが、
http://www.smg.gov.mo/www/cvm/typhoon/fe_typhoonmain.htm
簡単な解釈としては、
シグナル1は台風が近づいているよ、注意してね。
シグナル3は台風が来たよ、船や外出には最大の注意をしてね。
シグナル8は暴風圏内に入ったよ。子供の外出は禁止、橋は通行止、戸締まりを強化して安全を確保してね。
現在はシグナル3以上が出るとTVで情報を流し続けるのですが、昔は高台に大きなマークを出して、住民や漁船に知らせていました。
現在もギア灯台に行くとこれらのシグナルを展示してあります。
シグナル8は風の向きによってマークが違うんですね。
海に囲まれたマカオならではの工夫ですね。