よくマカオの面積は世田谷の半分なんて表現されますが、
徐々に実態とかけ離れ、あまり意味のない数字になっています。
歴史的に見れば元々は小島や岩場だった場所を埋め立てて、かつての5倍くらいの面積になっているマカオ、既にマカオ半島南部とタイパ島北部には地図には載っていない埋め立地がありますので、この表現はそろそろ使えなくなっているような・・・。
マカオを紹介する人たちも困っているのか、最近見た表現では『マカオの平均通勤時間は15分』なんていい表現がありました。でも、それも微妙なんだよなぁ・・・。
これ見て下さい。
コタイの横に大きな島がありますよね。
ここは横琴新区といいコタイ地区と同時期に埋め立てられたのですが、これからこの場所が半マカオ化することになっています。
広東省珠海市でありながら珠海市と横琴新区の間に検問を設け往来を厳しくチェック、その代わりにマカオと横後との検問は簡単にするという凄いエリアで、既に澳門大学は横琴に移り国境を通過する学生は駅の改札を通るような簡単さになっているのです。
澳門大学なのに中国にあるって、とんでもなくないですか??
国家級の開発区として様々な特例がしかれており、中国と言うより殆どマカオ。
それでいながら海外から横琴を経由して本土へ輸入された貨物などの輸入関税を免除!!なんてスゴ技も!!
特区であり保税区であり中国でありながらマカオ(外国)
将来的にはマカオは遊ぶ場所。横琴は住む場所稼ぐ場所ってことになるんですかね?
マカオはどうなっちゃうんだろう??
<追記 今朝のNNAに特区の詳細が掲載されています。>
http://news.nna.jp.edgesuite.net/free/news/20110824hkd002A.html