近代化が進み多くのスーパーマーケットが出来た今でも、マカオの台所はやっぱり市場(街市)とその周辺の商店で、活気ある商いの様子を眺めているとこっちまで元気になってきます。
ここはマカオ最大の市場、「紅街市 ホンガイシー」
マカオ半島のほぼ中心に位置する商店が密集するエリアにあり、昔からマカオの食を支えてきた場所。
アジアの市場というと衛生面で問題があるような場所も多いのですが、マカオの市場はどこも衛生面に気を使っており、ここも綺麗に建て直されているので観光客も見物しやすいですよ。
量り売りで値段交渉するのが基本のため、商品を挟んでお客と店員が真剣勝負している様子は、一見喧嘩しているようにも見えるのですが、これは普通の事なのでご安心を。
街市の中はいくつかのエリアに分かれていて、乾物、野菜、海産、獣肉、家禽などが売られていますが、周囲には街市からはみ出すように野菜類や簡単なぶっかけ飯の屋台が並び、更に大通りを挟んだ向かいの商店街には加工品を売るお店がひしめき合っています。
この商店街の事はオススメ観光コースに詳しく書きましたのでそちらをご参照下さい。
かつて日本でも至る所にあった、人と人との交流をこれからも残していって欲しいと願っています。
一度この辺りに住んでみたいなぁ。