GPの夜に亞利餐廰(Ali Curry House)へ行った事は先日触れましたが、ちょうどユーザーさん(tomomi1010さん)が画像をアップしてくださいましたので、お料理の事をお話ししようと思います。
亞利は、素晴らしいロケーションもさることながら、カレーハウスなんて名前はやめれば良いのにと思う位マカオ料理のバリエーションが豊富で美味しい、私のお気に入りのお店で、この日もマカオの料理人が「最もマカオらしい特徴的な料理」と言う『血鴨』を頂きました。
『血鴨』はよく見掛けるマカオ料理の紹介欄にはほとんど掲載されることのない古い料理の一つで、私も初体験!
ワインに良く合う濃厚で味わい深い一皿でしたよ。
原型は鶏の内蔵煮物料理カビデラ(cabidela)ですが、ターメリックなどのスパイスを使っている点や鴨を丸ごと使う点などはマカオならではだそうで、見た目はチキンカレーですが辛くないので不思議な感覚。
パンではなくてライスにかけていただく食べ方もマカオ料理らしく、それでいてビーフシチューのような濃厚でベタッとした野性味なコクが赤ワインとピッタリなんです。
チョット好き嫌いのある味かな?
もう一皿はさっぱりとビネーがーの効いた『豚耳のサラダ』
これもポルトガルやスペインなどが発祥でその影響を受けた多くの地域で食べられるお料理。
沖縄のミミガーなんかも元々ポルトガル由来なのかな?
下にはキャベツの千切りが敷いてあって玉葱の薬味も美味しく、我ながらイイ組み合わせができたと満足。
人数が多ければ定番の蛤や蝦料理も追加したいところですが、この日は一人だったのでこの位でちょうどいい量でした。
ワインは料理に合わせてルドンド(REDONDO alentejo)の赤。
鶏のマークが可愛らしいポルトガルワインのハーフボトルは約600円とお手頃価格ながらとっても美味しくてオススメですよ。
帰りはバス停まで湖畔を散歩しながら帰るのがオススメですが、タクシーで帰るなら空で流していることが少ないエリアなのでお店で呼んで貰いましょうね。
ハーフボトルがあるんですね!
しかもラベルが可愛い~♪
今度行ったら飲んでみます。
書く前にチョット調べたのですが、日本未入荷のワインみたいです。
こうゆうのも海外旅行の楽しみですよね。