セナド広場前の新馬路を民政總署側へ渡りリスボア方面へ数十メートル歩くと、マカオ歴史市街地区の中央を走るかつてのメインストリート『龍嵩街』が右手に現れます。
途中で何度も道の呼び名が変わるものの、媽閣廟から大堂(カテドラル)まで続くこの道はアップダウンがあって澳門の古い地形を感じさせてくれる場所。
にもかかわらず観光客の多くが福隆新街側のルートを通るために、あまり紹介されない小道となっているんですよね。
階段側へ向かうと大堂へ、
そんなレアな坂道の途中にあるポルトガル料理店『AFONSOⅢ』へ久しぶりに行ってきました。
今回は夕食を食べに行ったのですが、あれれ??
看板は灯いているのですが、店内は真っ暗?
休みなのかな?と思ったら
ちゃんと営業していましたー。ホッ。
強い日中の日差しを遮るため、窓に遮光率の高いシートを貼っているようです。
日本なら絶対にしない。もしシートを貼るにしても夜は外部から見えるようなシートにすると思うのですが、ここはマカオ!
皆さんも夜行く時は気を付けて下さいね。
ここへ来たお目当てはもう決まっています。
定番の亞方素炒蜆!
ここのは塩分がきつめなのですが、ポルトガルソーセージとアサリの濃厚なコクが美味しいのです。
飲み物はワインがお手頃価格で揃っています。
この日は一人だったためグラスで2杯呑みました、ワイングラスの縁ギリギリまで注いでくれるサービス精神は下町のおでん屋で呑む日本酒に通じているような気がして笑ってしまいました。
あっ、ここのおばちゃんはいつも仏頂面です。
決して優しい感じじゃありません。
蛤を残すと『何で残すの!』って文句を言ったりします。
そこもまた、観光客スレしていないというか、常連さんで廻っているお店って感じでいいのです。
ちなみにお値段はこれ(グラスワイン2杯、本日のスープ、炒蜆 、豚耳サラダ、パン)で253mopでした。ね、いいでしょ?
豚耳のサラダは初めて頼んだのですが、これはかなり強烈でした。
私、ミミガー好きでよく食べるのですが、2cm角の大き目カットもベタッとした獣の脂も辛みの効いた玉葱も非常にインパクトが有り、豚足が好きな人以外は食べられないと思います。
本日のスープは可も不可もなく。
パンはオーブンでサッと焼いてくれると嬉しかったのですが、そんな気遣いはしないみたい。
ランチで食べた時の方が美味しい印象でしたので
もしこれから行かれる人がいたらランチの方がいいかも!?
私のように一人なら亞方素炒蜆でなく一皿で2度美味しい『大蜆豬肉』もオススメ。2名以上ならタコのリゾット(八爪魚燴飯)も一緒にどうぞ。
美味しかった話を書くつもりが、なんだか不味そうな文章になっちゃいましたね?
やっぱり豚耳が地雷だった。。
旨く伝わらなかったかもしれませんが、昔ながらのポルトガル料理を味わえる美味しいお店なんですよ。
機会があったら試してみて下さいね。
詳しい地図、昼間の様子などはお店紹介へ
https://macaunavi.com/wp/modules/gnavi/index.php?lid=249&cid=7