日本人にもなじみ深い聖人フランシスコ・ザビエルの遺骨が祀られていることで知られる聖ヨセ聖堂(San José)は1758年に建てられた修道院を併設するバロック様式の建物で、入り口は印象的なアーチの石門でできています。(地図上では聖オーガスティン広場から入れそうですが入れません)
議事亭横から福隆新街前を通り過ぎしばらく歩くと、左手に石門が現れますので中へ入りましょう。階段を上がると黄色い壁が美しい聖堂が正面にそびえています。
ユネスコの発表では現存するバロック様式の教会は中国全土でも、ここ1箇所のみとのことなのですが、実は正面ファザード以外は焼失してしまった聖パウロもバロック様式ですし、建立も同じくイエズス会による建物なので、ここを観ておくと、後で聖パウロを見たときに全体像がイメージしやすいと思います。
内部は丸いドーム型の屋根から射し込む光が聖壇を照らし、神々しい雰囲気が印象的。
音響効果も素晴らしいとのことで、コンサートなどにもよく利用されています。
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