セナド広場は新馬路を挟んで民政總署、広場に面した仁慈堂の2つの世界遺産と郵政局や観光局など複数の文化財で取り囲まれた、マカオで最も賑やかな観光の拠点です。
現存する広場一帯の建物の多くは19世紀末に建設されました。
古くからマカオ市の中心で祝典の集会場所だったここでは、ポルトガル総督の着任検閲なども行われていたそうです。
かつては2本の道とその間に3角公園という構成でしたが、60年代に噴水池ができ、足下の石畳も綺麗に整備され、今では一つの広場として利用させています。
(そのため地図では2本の道が書かれている事がある)
「セナド広場」の呼称は現地では殆ど通じません。実際には議事亭前地(民政総署のかつての呼び名が議事亭)、噴水地と呼ばれています。