大堂(カテドラル)はその名の通り、マカオ教区の拠点となっていた場所で、別名『主教座堂』。1576年に創建されました。
1844年に再建された当時は、世界でも最も美しいカテドラルと言われていたそうです。
ただし現在の建物は1937年のもので、残っていないのが残念ですね。
内部はステンドグラスが綺麗で、あまり観光客が来ないので落ち着ける場所です。
建物は北に向いて建っており、正面には小さな広場があります。(ここも世界遺産)
この広場と大堂はチョット小高い場所にあるため、広場はその周囲より3mほど高くなっていて、下には倉庫があります。
この段差の壁にはいくつものポルトガルタイルで描かれたタイル画が飾られていて、その中でも一番東側の角に面白いものがありますのでチェックして下さい。
【in hoc signo vinces(この印の元で汝等は勝利する)】と書かれたマカオの古地図のアズレーションにはモンテの砦を初めとする、城壁と大砲で要塞化したマカオの街並みが描かれており、当時の様子がわかりますね。