鄭家屋敷は1881年建てられた屋敷跡で、中華建築に西洋や外国の様式が取り入れられた初期の建物として価値があります。
外観や細部のデザインなど澳門料理を建築で表現したような、各国の様式が混ざった様子が面白い場所ですよ。
4000㎡という広い敷地に120mの奥行きですから、澳門の世界遺産の中でも大型の物です。建物内には修復前と修復中の様子が見られる資料室もありますから建築に興味がある人が見たら面白いのではないでしょうか?
中央の吹き抜けを回廊が巡り、明かり取りの窓が巡らされています。
ここは貝殻(真珠貝)を埋め込んだ建具が何とも綺麗です。
場所は亜婆井戸の目の前。入り口は横の道に20mほど入ったところです。
媽閣廟からも徒歩で見に行ける距離ですから、お時間のある方は是非どうぞ。