エンターテイメントが溢れている
ハードロックホテルはアミューズメント性が高く、旅の思い出としてここに宿泊するのはとてもよい選択だと思います。
コタイに2009年6月オープンしたハードロックホテルは、シティーオブドリームズの看板ホテル。ハイアット、クラウンと比べれば宿泊費も安く部屋数も少ないのですが、そのインパクトは他を凌駕しています。
賑やかで楽しいホテル、シティーオブドリームのようなアミューズメント性の高い場所に安く泊まりたい人、不必要に広い部屋はいらない人にはお勧めですよ。
ホテルはリゾートの西側(ヴェネチアン側)に位置し、その敷地に入ると大きな音でロックが流れていますので気分はコンサート会場に入る感じ。ハードロックらしい衣装のドアマンが出迎えてくれますよ。
ホテルに入るとロビー左壁に世界的に有名なアーティストたち(Kiss、Deep Purple、Mr Big、Bon Jovi、マドンナ、マライヤキャリーなどなど)の楽器や衣装のディスプレイがありました。
おおおっ さすが!!普段は余りロックを聞かない私でも何だか得した気分です。
フロントスタッフもカッコ良くて、こんなスタイル。とてもフレンドリーでした。
ロビーにはRバーというバーラウンジが併設されていて、朝も夜もお客さんが居ました。
で、私も一杯。
深夜1時までですが、落ち着いて飲めますよ。
カジノ内のバーはうるさくて嫌な人にお勧めです。
外にも音楽が流れているのだから当然ホテル内にも音楽が流れています。そのため『ちょっと騒がしいかな?客室もうるさいかな?』と心配されるかも知れませんが、ちゃんと場所によって音量が調整されていますからご安心を。意外な事に客室には音楽が流れていませんでした。
エレベーターは乗り降りにチョッとコツがあって、部屋のカードキーをエレベータのボタン下にかざしてないと停止階のボタンが押せないようになっています。セキュリティー上の工夫ですが、かざす場所が下過ぎてチョッと不便ですね。
各階のエレベーターロビーにはこんなディスプレイがあります。全ての階で違うそうです。部屋のプレートも、消火栓すらカッコいいですね。
客室内はスッキリ
客室はハードロック色も殆どない静かな空間でゆったりできました。ハードロックらしいのは、枕のワンポイント(客室によって数種類あるそうです)とipodステーション!客室に音楽が流れていないのは、つまり『自分のお好きな曲をどうぞ』という事なのですね。
持っていない人は大型TVでMTVをどうぞ。(ただしアジア、マンダリン、チャイナのみ)
インターネット環境も良くて無線、有線ともに利用できます。
バスルームとトイレが別なのは嬉しいですね。
窓の外はプール側なら眼下にプールやザ・バブルのドーム、目の前にはクラウンが見えて夜も賑やか。反対側ならヴェネチアンやコタイの夜景が見えます。
プールは基本的に宿泊者オンリーで、私が宿泊した時はクラウンのプールと自由に行き来できました。
シティーオブドリームという立地
ショッピングモールとレストラン群も中々充実しています。CODには良さそうな中華料理店が多いですね。
2階には気軽に使える安価なフードコートがありますが、早朝から営業しているお店はフードコートにはありません。朝食はカジノ内もしくは1階吉祥苑へどうぞ。
3つのホテルにはそれぞれ特徴があります。
共有している部分も多く、また、宿泊していないホテルの施設も利用できるものがありますので、選択肢の多さも魅力ですね。