中国色の強い上質なホテル
ラルクニューワールドホテルは凱旋門(L’Arc)の5つ星高級ホテルで、印象的な細長い建物内にはレジデンスとカジノが併設されています。
ニューワールドグループは香港のホテルチェーンでアジア地域(特に中国)に品質の高いホテルを展開しており、ホテルスタッフの教育や、客室の造りや寝具など満足度の高いホテルです。
カジノはSTDM系で、大きさはミドルクラス(テーブル150、マシン400、24時間のレストランあり)。
ちょっとユニークなところがあって、正面入り口に、なぜか中世ヨーロッパのドレスを着た女性がいて記念撮影が出来たり、カジノ入り口付近にステージがあってフラメンコやベリーダンスのショーをやっていたりと、賑やかなパフォーマンスが見られる場所です。(中国人観光客にはすこぶる好評だそうです)
宿泊しなくても見られますので、是非どうぞ。
基本的に中華系のお客さん向けホテルだとは思いますが、言葉や接客のコツが分かっている人にはオススメ出来るホテルですよ。
最高の立地
観光客にとって気になる立地も良くてどこに行くにも便利。Wynnの隣で、ワンセントラルやランカイフォンエリアは余裕の徒歩圏内ですし、バスやタクシーなどもよく走っている場所です。
米系色の強いこの界隈において、この存在感は面白いですね。
実際に歩いてみれば分かりますが、この周辺はローカル店から高級店まで様々なお店がしのぎを削る激戦区で、マッサージ店も数件ありますので、食後にマッサージなんて流れも良いですね。
使い勝手の良い室内
室内はゆったりとしており内装もセンス良くまとまっています。
スイートルームは壁や家具がグッと豪華になり、お花も毎日代えるそうです。
凱旋門は蘭を中心とする花々をコンセプトにしているそうで、館内至る所に花が飾ってあります。
窓辺はどの部屋も1m20cmほど大理石を張ったスペースがあり、専用のソファーが付いています。高層階からの眺めをお楽しみ下さい。(周辺の工事が終わって窓が綺麗になると、さらに価値が上がるんだけどなぁ。)
客室には日本語のディレクトリーもありますし、NHKも見られますが、日本語の話せるスタッフさんはいないようです。
日本のプラグが使えるコンセントは浴室にありました。
インターネットはWIFIが無料で利用できます。またi-podドック付のオーディオも全室完備です。
同等クラスのホテルと比べ良かったのはバスローブとベット周りのセッティングです。
このあたりは好みもあるでしょうが、バスローブはとても柔らかく、寝具は見ての通り掛け布団をフワッと上から掛けてあるのが個人的に二重丸でした。きちんとベットマットに折り込んである方が見た目は良いのですが、そのままでは窮屈で眠れないので、結局引っ張り出して汚くなっちゃうんですよね。
寝心地も良く、実際に使う人の事を考えているなと関心(そもそも何で折り込むんだろう?)
浴室はマカオの平均的なサイズで浴槽とシャワーブースは別です。ハンドシャワーと頭上からも出るレインシャワーが両方付いていて、排水溝の大きさも問題なし。
このホテルも普通の部屋は浴槽がシースルーですが、あれれ?カーテンがない・・・と思ったら電動ブラインドが2重ガラスの中に入っていました。これはカビや汚れが気にならなくて良いですね。
眺望の良い部屋に泊まる
客室数は301室。最も狭い部屋でも31㎡ですので狭いわけではありませんが、+1000円~でデラックス40㎡に変えられますので私はデラックス以上をお勧めします。
また、これだけの高層ホテルですから、せっかくの眺望も楽しみたいところです。
エグゼクティブルームは18階に限定されていますのでこちらもお勧めです。(その場合は予約時にWYNNタワーの正面ではない部屋を指定した方が良いでしょう。)
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