より大きな地図で マカオナビのオススメコースその4 を表示
コース1でも紹介した場所ですが、あまり時間がない人、集中しているエリアだけ見て回りたい人のためのショートコースを作ってみました。
スタートとゴールは観光に便利なセナド広場です。
プラン2,3と合わせるとセナド広場を起点に歩いて巡る事ができ、効率がいいと思います。
さらに、時間短縮をしたい人向けの最短コースも有りますので参考になさって下さい。
民政總署
民政總署(1784年)はかつてマカオの議会がが行われていた言わば国会議事堂に当たる建物で、当時は議事亭と呼ばれていました。正面に広がるセナド広場を漢字で【議事亭前地】と書くのはそのためです。
現在では中国に返還されたマカオですが、自由で活発な議会運営がつい最近までここでなされていたと思うと、不思議な気持ちになります。
内部は美しいポルトガルタイルの装飾(アズレージョ)が見られる他、1階では何らかの展示会を行っていることが多く、2階は図書館が開放されています。
==ここのおススメ度数は4==
福隆新街
内湾から山の手の聖オーガスティン広場へ続く【福隆新街】はかつての花街で赤い建具が印象的
現在は飲食店が多く並ぶエリアになっています。
高級店から昔ながらのB級グルメまで色々有りますが、私のオススメはワンコインで頂けるフカヒレスープの添發碗仔翅美食 https://macaunavi.com/wp/modules/gnavi/index.php?lid=215&cid=8 と、エビの卵を振りかけた竹打ち麺が有名な祥記麺食専家 https://macaunavi.com/wp/modules/gnavi/index.php?lid=243&cid=8
ちゃんとした食事ももちろん召し上がって欲しいのですが、こうゆうB級グルメって街歩きならではの食事ですし、ここでしかできない経験を楽しんで頂きたいと思っています。ローカルスイーツなども有りますのでつまんでみて下さい。
その他、マカオ料理発祥の店と言われ100年以上続く佛笑樓餐廳 https://macaunavi.com/wp/modules/gnavi/index.php?lid=118&cid=7もここにあります。
【ザビエルの遺骨が安置される聖ヨセフ修道院聖堂】
福隆新街から元来た道に戻って緩やかな坂道を登っていくと緩やかなカーブの壁に石造りの門が見えてきます。
ここが【聖ヨセフ修道院と聖堂(1758年完成)】です。
併設している学校からは子供たちの声が聞こえてくる穏やかな教会は、丸いドーム型の屋根が印象的。現存するバロック様式の教会は中国全土でもここ1箇所のみとで、建築的にも大変貴重な世界遺産です。
コース2の聖パウロ天主堂跡も火災で屋根を失うまではバロック様式のドーム天井があったそうですから、ここは見ておきたいですね。
聖ヨセフの聖堂内右側にはマカオの守護神フランシスコ・ザビエルの遺骨が祀られています。
聖ヨセフ修道院聖堂の詳細は→https://macaunavi.com/wp/modules/gnavi/index.php?lid=95&cid=103
==ここのおススメ度数は4==
聖ロレンソ教会(聖ローレンス)
聖ロレンソは1590年代にイエズス会によって建立されたマカオで最も古い教会のひとつで、1846年に現在の教会へ建て直されました。 短時間の観光客を案内するには、どこからも少し遠いため、ツアーのコースから外れてしまっていることの多い穴場です。
マカオで最も美しいといわれる聖ロレンソを見に是非足を伸ばして下さい。
裏口から敷地内に入って正面に回り込むと、マカオの日差しにピッタリのクリーム色の建物がその全容を表します。2つの塔を持つ新古典様式の教会は、そこが中国で有ることを忘れさせてくれるに違い有りません。
聖堂内も外観に負けず劣らぬ美しい装飾のとカラフルな色彩に彩られています。 鮮やかな青い天井やステンドグラスが綺麗です。
聖ロレンソの詳細→https://macaunavi.com/wp/modules/gnavi/index.php?lid=94&cid=32
==ここのおススメ度数は5==
中世の街並み 聖オーガスティン教会とドンペドロ5世劇場
聖ロレンソ教会の裏口から出たら、次はぐるっと聖ヨセフ修道院裏手に回ります。
ここは小高い丘になっていて、坂道の先には緑色の【ドンペドロ5世劇場】、その向かいに【聖オーガスティン教会】、【聖オーガスティン広場】を挟んで【ロバートホートン図書館】があります。
聖オーガスティンは1591スペインのオーガスティン修道会によって建立され、1874年に現在の建物になりました。南国風の雰囲気が人気で、散歩にも休憩にももってこいの場所です。
ロバート・ホー・トン図書館はエアコンが効いていて、静かで、wifiが飛んでいるので一休みに最適。
私も時々利用します。
ドンペドロ5世劇場はアジアで最初の西洋式劇場で、マカオのオペラハウスと呼ばれていました。
今でも時々コンサートなどで使用されていますので、渡航予定期間中に開催していないかチェックしていかれると良いでしょう。
とても可愛い小さなホールでのコンサートはきっといい思い出になるはず。通常開館は火曜日定休、夕方は18:00まで
聖オーガスティンの詳細は→https://macaunavi.com/wp/modules/gnavi/index.php?lid=96&cid=32
ドンペドロ5世劇場の詳細は→https://macaunavi.com/wp/modules/gnavi/index.php?lid=97&cid=32
澳門特別行政区政府文化局 http://www.icm.gov.mo/
==ここのおススメ度数は4==
民政總署から聖ヨセフへ向かう途中、福隆新街の入口を逆へ登ると聖オーガスティン広場へ近道できます。
聖ヨセフや聖ロレンソは是非見て欲しい教会ですが、時間がない人はこの近道を利用してください。
サッと見て回る・・60分
じっくり見学、休憩・・90分から120分