三盞燈(サムチャンダン)とその周辺はマカオで最も活気のあるローカルマーケットエリアで、多くの人で連日ごった返す食品や衣料品のお店や露天商が軒を連ねる楽しいエリアです。
時間が取れる方は是非遊びに行ってください。カジノとは異なるマカオの魅力をきっと感じられることでしょう。
アクセス
場所は『紅街市』と 『盧廉若公園』の 中間あたりで、紅街市から三盞燈までが特に楽しいので、紅街市をスタート地点にしたらいいでしょう。 (バスで行くなら『紅街市』もしくは『提督』のバス停で下車)
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活感漂う生のマカオでB級ローカルグルメを楽しむ
紅街市はマカオにある公設市場の中で最も大きな市場で、魚介類などの生鮮食品を中心に取引されています。 周辺には昔ながらの街が広がり、建物の隣にはノスタルジックな建物が人気の『龍華茶樓』などもあります。
ここでランチなんてのも良いのですが、その時は食べ過ぎないように。
この後も美味しそうなものが一杯ですからね。
紅街市を出たら正面の高士徳大馬路を東南(左)に行くと香港上海銀行の前に龍鬚糖の屋台、『祐記』を発見!(午後二時半から) 屋台を見かけたら是非お味見を。
お土産にもなりますが、粉が落ちるので黒い服やカメラは要注意です。
祐記の前の道を渡ると、いよいよ露天ひしめく路地が始まります。
夕方あたりは買い物客もグッと多くなりますので、人気店には人山ができます。
4時から6時位なら街が明るくて女性も安心して歩けますよ。
美味しいお店は地元の人が一番知っています。
『食味道』は餃子や麺類のテイクアウトの人気店ですね。
私のお目当ては群隊街の路地を抜けてすぐ左にある『 昌盛??粉?店』の肉まん!
ここは色々な種類の粉ものを扱うお店で、見ての通りどれも美味しそう。
日本人の多くがイメージする肉まんに近い味なので、叉焼包を食べてイマイチだった人には特にお勧めですよ。
道咩卑利士街を東に向かって行けば三盞燈に付くのですが、義字街や盧九街といった交差するそれぞれの通りに特徴があります。 そんなに広いエリアではありませんからブラブラ散策すると楽しいですよ。
義字街と道咩卑利士街が交差するあたりが一番賑やかで、野菜、果物、総菜、焼き物、乾物、何でも揃う食べ物の集中エリアです。昔ながらの手作り中華菓子などはおみやげにもぴったり。
盧九街は鞄や衣料品などを扱うお店が多いのでごった返すような混雑はありません。同じ物が香港より安く購入できます。
通りごとに雰囲気が微妙に異なるのも面白いですね。
連勝馬路を越えるとチョット雰囲気が変わり、整備された屋台街に入ります。
ここを抜ければお目当ての嘉路米耶圓形地(通称:三盞燈)に到着です。
三盞燈でマカオの多様性を味わう
4つランプがあるのに三盞燈?と不思議なネーミングの由来は諸説あるようです。
ロータリーの中央が円形の広場になっていて、地元の人たちもここで一休みしながら買ったものを食べたりしています。
『馮記』は三盞燈名物の豚肉の生薑汁煮込み屋台。甘酸っぱい味付けが好きな方は是非どうぞ。。ローカル甘味店も人気です。
チョットしたお祭り気分が連日味わえる場所ですね。
このあたりは良く周囲を見てみると、さっきまでの露天や紅街市周辺とはチョット雰囲気が異なります。
よく見るとあちらこちらに「緬」の文字をよく見かけるのですが、実はこれ、ミャンマーと言う意味なんです。
70年代に入りこの地区に東南アジア系架橋が住み着くようになり、街を発展させたそうで、その中心が中華系ビルマ人架橋であったことから、いまではすっかりミャンマー料理店が集中しているんですね。
よく、「マカオは東洋と西洋が入り交じった街、通りごとに街が変わる」なんて言われますが、東洋と一言で言うことができないもっと複雑な混じり方をしている事が判ります。
『雅馨緬甸餐廳』はそんなミェンマー料理店の中でもハズレのない選択です。
円形地に面した目立つ場所には『東京小食』なんてお店もあり、日本食かな?と思ったら、こちらも人気ミャンマー料理店でした。ちなみに、この店の名物は豚の脳みそ! ちょっと見た目はグロいですが、味は良いので旅の思い出には面白いですね。
ちょっと歩けばこれまた日本では少ない雲南料理も頂けます。辛い物が好きなら是非どうぞ。『金隆雲南米線』
中華料理、マカオ料理、そして日本では珍しいミャンマー料理をこの機会にどうぞ。
このエリアのオススメホテル
このエリアはカジノホテルからちょっと離れています。また、街歩きでローカルになじむタイプの人はカジノに興味がない人も多いみたいですね。
そんな方には『ポウサダ・デ・モンハ 望廈賓館』をオススメします。モンハからでしたら歩いて行き来出来ますし、宿泊費も安くて、サービスも良くて、きっと気持ちよく滞在できると思います。(客室数が少ないのがネックですが・・・)