主な渡航方法
マカオへの入国は、日本の各空港から直行便やチャーター便でマカオ国際空港に入国する方法と、香港や台湾、中国各地を経由して入国する方法が一般的です。
- 直行便(チャーター便含む)
- 香港(香港島もしくは九龍)から入国
- 香港国際空港から入国
- 中国各地から空路、海路、陸路で入国
- その他の第3国から空路で入国
直行便
日本からの直行便を定期就航しているのは現在マカオ航空一社のみ。(ANAはマカオ航空とのコードシェア便)
直行便は直接入国できるので条件の合う方には大変魅力的。
時間の大幅な節約になるのはもちろんのこと、マカオに多い台風など天候の問題で海上が荒れてフェリーが出航できないときも、航空機なら出発できるケースがあります。
マカオ国際空港についてはこちらの
→『澳門国際空港攻略ガイド』をどうぞ
香港(香港島もしくは九龍)からフェリーで入国
マカオがかつて香港旅行のおまけだった頃、マカオを訪れる日本人旅行者の多くがこのルートを利用しました。現在でも香港とマカオ両方を観光したい観光客に人気が高いほか、深夜早朝などに香港国際空港を利用するお客様には使い勝手がよいようです。
直行便に比べ遠回りになりますが、上記のようなメリットの他に、入出国日に香港泊にすれば台風などの問題回避ができ、計画的かつ活動的に旅行ができます。
詳しくは→『こちら』にまとめましたのでご覧下さい。
香港(香港島)からヘリコプターや水上飛行機を使う
フェリーでも60分の距離ですが、ヘリやプロペラ機を使えば15分程度でマカオへ到着します。
よく利用されるのはスカイシャトルというヘリで、香港島上環の香港マカオフェリーターミナルからマカオ半島のマカオフェリーターミナルまで運行しています。
香港国際空港から直接マカオへフェリーで入国する
日本各地の空港から香港国際空港経由でフェリーに乗り換え直接マカオへ入国するルートも近年人気が高くなってきました。香港には入国しないため入出国審査や入出国税がなく、直行便と同じような感覚で利用できるのが魅力で、移動時間も短縮できます。
人気の上昇に合わせて便数も多くなってきましたが、早朝や深夜の運行がないなど利用したくてもできない場合があります。
また、帰国時には香港国際空港からの出発時刻に対してフェリー搭乗に関する明確なルールがあり、香港国際空港内で時間を持て余す人も少なくありません。
*現在はフェリーによる移動ですが、2016年には香港国際空港からマカオへ海上を走る高速道路が完成予定です。
中国各地からの入国
マカオ半島は中国に陸地が接している部分もあり(珠海市)、徒歩での入国も可能です。珠海市は広東やその他の地域と長距離バスでつながっています。
また、中国各地からマカオ国際空港への直行便も就航しています。
海上都市のマカオへは香港のみならず、深圳市や広東省からのフェリーも運行しています。
これらの方法は時間的にも金銭的にも有益な方法ではないので、通常の旅行者には使われないかもしれませんが、他都市との周遊ができる点にメリットを感じる(例えば出張)時にご利用ください。
珠海市への行き来は別の特集にまとめてありますのでそちらをどうぞ
その他の国からの入国
最近日本で話題になっている格安航空会社もマカオ国際空港へ沢山乗り入れています。
マカオを拠点に台湾やその他の東南アジア周遊など計画してはいかがでしょうか?