マカオ国際空港攻略マニュアル
定期便やチャーター便も増え、利用者が急増している澳門国際空港をご紹介します。
正式名称:Sociedade do Aeroporto Internacional de Macau
1989年に開発の産声を上げたこの空港が、運営を始めたのは1995年11月、その後も整備や拡張を続け、現在もなお開発中、マカオの空の玄関として24時間稼動しています。
(黄色い部分がターミナル)
決して大きな空港ではありませんが、マカオが狭いので、図で見ると大きく見えますね。
場所はタイパ島東、現在メインの滑走路は1本ですが、2本にする計画もあるようです。
【入国】
到着便はターミナルに直結せず、タラップを降りて空港内の移動用バスに乗ることが多いようです。
このバスは空港が狭いので、すぐターミナルへ着きます。後のことを考えて出来るだけドアの近くに立ちましょう。
バスを降りて、ターミナルへ入ったら左手50Mほど先にイミグレーションが見えます。このイミグレーションは中々工夫されていて1列を2人の審査官が同時に処理できるようになっていますが、通常は6名のみ稼動していることが多いので、やはり早く並ぶにこしたことはありません。
タラップを降りずに直接ターミナル2階へ入ったときはエスカレーターを降りてここへ来ます。
ターミナル内の表示は5ヶ国語で書かれ、日本語もありますし、とにかく狭いので迷うことはないでしょう。
空港内の銀行はレートが悪いので、両替は少なめに。タクシー代は空港からマカオ中どこへ行ってもmop100(約1500円)以下です。(下記参照)
トイレや観光案内などは到着ロビーの左右対称にあります。
空港からの移動
ツアーの方は右手奥にバスターミナルがありますのでそちらへどうぞ。個人手配の方は、フェリーターミナルと比べホテルやカジノの無料送迎バスが少ないので、タクシーが便利ですが、時間帯によってはドライバーとの交渉が必要になります。
ベネチアンなどの大型リゾート往きシャトルバスに乗って、リゾートの駐車場でタクシーを見つける方が良い場合もあるので、状況に合わせて使い分けてください。
タクシー代の目安は、コタイの大型リゾートまでなら20mop以下、マカオ半島南部のホテルエリアまで60mop前後
2階、出発フロアは正面にゴールデンクラウン・チャイナホテルがそびえ建ち賑やかで明るいのに対して、
1階、到着フロアのタクシー乗り場は上に出発のタクシー降り場があるので薄暗いのがイマイチ、
(1階タクシー乗り場)
注意:
タクシードライバーは英語が通じない人が多いので、目的地(ホテルなど)の中国語をあらかじめメモに書き留めておきましょう。
タクシーにボラれないように注意!→マカオのタクシートラブル
マカオのタクシーはウソを言って多くのお金を取るというより、遠回りするドライバーが多いです。ただし、一方通行や工事中なども多いため、通常の旅行者にはまったく分かりません。