辛亥革命100周年ということもあり様々なメディアに取り上げられることが多い『孫文』さんがマカオと縁が深いことは前にも少し書いたと思いますが、その記念館をご紹介いたします。
正式名は『國父紀念館』(マカオナビでは観光局の表記に習って孫文記念館とします。)
國父とは孫文さんのことで中国革命の父と称されているのです。
場所は二龍喉公園と盧廉若公園の中間辺り、珍しいインド様式を取り入れた屋敷は孫文さんの兄家族が住んでいた邸宅で、非常に裕福な家庭であったことや好奇心旺盛な性質が覗える建物ですね。
写真や書、孫文ゆかりの品々が展示してあるのですが、実際のところ孫文記念館はここだけではなく、広東省中山市をはじめ日本や台湾にもあるので、あまり展示品は多くありません。
孫文関連の書籍や資料、映画は沢山ありますので、ここへ行く前にちょっと予習しておくと良いでしょう。最低限、辛亥革命ってどんな革命で、孫文が果たした役割くらいは押さえたいですね。
前に紹介した『孫文の義士団』は11月2日にレンタル開始ですので、見ていない方は是非どうぞw。
それから、日本人も孫文に協力した人物は大勢いるそうですが、中でも長崎の梅屋庄吉氏は現在の貨幣価値で1兆円もの援助や日本への孫文亡命の手助けをした事で知られており、記念館にも写真が飾られていました。
すごいですねー。
でも、単に「日本人の友人 梅屋庄吉」と書かれ、その功績は記されていませんでした・・・残念。
こうゆうの、もっと上手にアピールできないのかなぁ?
広いわけでも珍しものがあるわけでもありませんが、近くへ行ったら寄ってみて下さい。(あれ?引っ越しの案内みたいですね:-D)
火曜日休館 10:00-17:00 入館無料です。
http://macaunavi.com/wp/modules/gnavi/index.php?lid=255