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マカオの無形文化遺産:70の伝統とその保護


写真:陳顯耀
人々の暮らしに息づく、時を超える70の伝統
ユネスコによる定義および保護枠組みに基づくと、無形文化遺産とは、コミュニティ、集団、あるいは個人が自らの文化の一部として認める多様な実践、表現、知識、技能、ならびにそれらに必要な道具や文化的空間を指します。これらの遺産は世代を超えて継承され、周囲の環境や歴史との相互作用の中で絶えず再創造されながら、人々のアイデンティティと継続性を育んでいます。具体的な保護の対象には、口承伝統や表現、芸能、社会的慣習、儀式や祭礼行事、自然や宇宙に関する知識と実践、伝統工芸技術など、多岐にわたる形のない文化遺産全般が含まれます。
マカオ政府は、マカオの文化遺産保護するため、「文化遺產保護法」を策定し、法律の規定に基づき、無形文化遺産を「清單」(リスト)と「名錄」(名簿)の制定という2つの手段を用いて保護されています。
「清單」とは、無形文化遺産保護の基礎となるものです。実態調査や識別を通じて、保護すべき無形文化遺産の項目をリストアップし、保護対象として指定します。さらに保護を強化するため、「清單」に登録されている項目のうち、「高い価値を有すること」「社会的な影響力が大きいこと」「保護状況が良好であること」という条件を満たした項目が、「名錄」へと登録される仕組みになっています。2025年10月時点、マカオでは計70項目が無形文化遺産リストに登録されており、名簿に登録されている項目は計24項目に上ります。
マカオの無形文化遺産項目の認知度と保護の強度を高め、マカオ及び中国本土に向けてマカオの優れた無形文化遺産を発信するため、文化局は中国の「国家級無形文化遺産代表性項目名簿」への申請に取り組んできた。現在、マカオから11項目がその名簿に登録されています。
いまも人々の暮らしの中に息づく伝統の数々
マカオナビでは今後、すでに公開した「哪吒誕」や「春節」を除く「無形文化遺産名簿」の70項目について、その深い物語と魅力を1つずつ連載形式でお届けしていきます。







