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マカオ 世界遺産 Vol.5 聖ローレンス教会と前庭

聖老楞佐堂及前地(St. Lawrence’s Church and forecourt)聖ローレンス教会と前庭
聖ローレンス教会は16世紀半ばに建てられた教会で、マカオのもっとも古い教会の一つ。何回かの修繕と建て直しを経て、現在の姿と規模になったのが1846年。中国人(華人)はこの教会のことを「風信堂」と呼び、その発音の響きから「風順堂」とも呼ぶ(付近のバス停の名前がここからきている)。その由来は“風調雨順”からきていて、『船乗りが風に恵まれ雨にも当たらず、航海を無事に終えて帰って来られる様に』と言う祈りを捧げ、その音(おん)の響と併せてこの様に呼ばれている。
澳門記略には“西南則有風信廟,蕃舶既出,室人日跂其歸,祈風信於此。”(マカオの南西に風信の寺(教会)あり。外国の船舶がマカオから出航すると、その家族の人達は航海の無事をこの教会で祈る)と記されております。また別の書籍《珠江奉使記》(秦の時代に書かれた書籍)に拠るところでは、その当時の人々の日常がこの様に描かれている。“蕃舶之出以冬月,冬月多北風;其來以四五月,多南風。既出,則澳中黑白鬼一空。計期當返,則婦孺遶屋號籲,以祈南風,亦輒有驗者。其舵工素與海習,雖卒遇颶母浮椒,亦萬不一失云。”(その外国人達の船舶は北風の強い冬に出ていく。その風は四−五月には南風に変わり戻ってくる。一度出航するとマカオにいる全ての白人も黒人もその姿を見なくなる(これは全て男性を指す)。そして時期を見計らって戻ってくる頃になると、婦人と子供達は南風が順調に吹く様に祈りを始める。その祈りは叶う事も叶わない事もある。航海する人の技術は台風によって、時に妨げられる事もあった。)
この教会のエリアは当時、比較的裕福な層の方々が居住されていたエリアであった事で、その結果、この教会もその当時からエレガントな外見を誇り、それを今に伝えている。教会の脇の庭に石の十字架があり、その基底部に“INRI 1627 e 1811”と刻まれていて、これがいつの時代のものなのかを証明している。
聖ローレンス教会への行き方
徒歩で聖ローレンス教会へ直接行く場合、南湾のマクドナルドの反対側へ渡り、坂を登っていく。バスは9/16/18/28B線。9/18/28Bは南湾マック前から。16は關閘(中国国境)発。ポンテ16前を通り、新馬路の交差点を越えて媽閣廟站の手前を左折し市場を経由し山を登っていくルート。下車駅は風順堂街/M180。
媽閣廟から行く場合は海事及水務局大樓へと続く道(媽閣街)をそのまま行きリラウ広場の交差点から道の名前が媽閣街から高樓街へと変わる。そのまま直進すれば聖ローレンス教会の真正面に出る。
聖ローレンス教会の周辺を含む施設
聖ローレンス教会の周辺はマクドナルド、小さな店舗やカフェ、茶餐廳などがたくさんある為、トイレの心配もそれほど無い。
聖ローレンス教会を含めたその他の世界遺産散策ルート
聖ローレンス教会情報
時 間/07:00 – 18:00(月〜金) 07:00 - 21:00(土・日)
住 所/Rua de São Lourenço
入場料/無料
最寄駅/バス:風順堂街 – M180 9,16,18,28B線